新潟県で採集された 謎のオオクワ♀






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今年の夏、ライトトラップによって採集された 新潟県のオオクワガタの♀です (30mm台)。一見すると何の変哲も無いメスですが、手触りが全く違います。ザラザラ感が不思議なほどに懐かしい。明るいところで改めて良く見ると、やっぱり上翅点刻列がおかしい・・・「こ・こ・これは、クルビか?」と、驚いてしまいました。比較しようにも、パリー(リツセマ) や クルビデンスの飼育は5年ほど前に止めていますので、友人からクルビデンスの♀を借りて比較・・・やばい位に似ている

上翅点刻列を持つ♀の種類によっては明らかな特徴があります。個体差によって点刻の深い薄いはありますが、点刻の集まり方は全く違います。上翅点刻列の平均的な深さを順で書いていくと、
パリー(リツセマ) > クルビデンス > 国産オオクワガタ > 中国ホーぺ > 台湾オオ・グランディス
になります (産地の詳細がわかるレベルではありません)。

幸いなことに、この新潟産オオクワガタの♀から持ち腹で、数頭の幼虫を得ることが出来ました。普通の国産オオクワガタが出てくるのか、妙な特徴を持つオオクワガタが出てくるのか・・・複雑な気持ちですね。

持ち腹で卵を持っていたので、自然界でも産み落としている可能性は非常に高い!!
今までの常識を超えるような国産オオクワガタの個体差であって欲しいと、願うだけです。


オオクワガタの♀の採集地の詳細は教えることが出来ません。ご了承ください。




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