新潟県は放虫王国なのか?



正直言って、悲しいです。
新潟県内では放虫されたと思われる昆虫が後を絶ちません。故意に放したのか、逃げ出したかはわかりませんが多すぎます!。
外国の昆虫だから放虫とわかることですが、国産の特徴を持っている外国の昆虫が放たれれば普通の人はわかりません。ちょっとした知識を持っている方なら国産とはかけ離れた特徴を持つブランド生体として流通させるかもしれません。

私の嘆きに”大げさだよ!”と思われる方も居られると思います。私が”大げさだよ!”と思われるかもしれない理由を書き込みます。



新潟県で採集された新潟在来種ではないクワガタ・カブトムシ (採集地名の詳細はお教えできません)
新潟県下越地方では。
・台湾オオクワガタ
・中国ホーぺと交雑したと思われるオオクワガタ
・クルビデンス
・アトラスオオカブトムシ
・ヘラクレスオオカブトムシ

新潟県中越地方では。
・台湾オオクワガタ
・オオヒラタクワガタ
・南西諸島のヒラタクワガタ
・アンタエウス
・ニジイロクワガタ
・アトラスオオカブトムシ

新潟県上越地方では。
報告はありませんが、放虫されていないとは断言出来ません。



上記の生体の一部は一箇所に留まらず広い範囲で採集されているようです。そして、採集場所のほとんどは一般の方が入り込む可能性が極めて低い山奥で採集されています。
車や人の流通が激しい場所ではなく、人里はなれた山奥で採集されているというのは非常に深刻です (どちらも深刻ですが)。
いかなる理由であろうと昆虫を逃がさないで下さい!飼育者の方は昆虫が逃げ出さないように厳重に管理してください!お願いします。

当然、えちごや自身も新潟のオオクワガタを扱う以上は血統の見極めをしなくてはいけません。今後は今まで以上に、羽化した生体の体形に注意を払って累代します。WF1の兄弟が怪しい形のまま固定化されていた場合は禁断の血統として隔離飼育する必要がありそうです。えちごや作出の生体を含めて、怪しい形と思われたら購入を避けたほうが良いと思います。WF1幼虫の購入は、もっと注意が必要です。

アドバイスや紹介も大事ですが、直感重要です。





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