ふとした事から私の本業のお客さんとの会話からお客さんがクワガタを飼育しているという話の流れになりました。
ちょっと意外だったので何気に話を聞いていると、お客さんは仕事上の知り合いの方から上川村のオオクワガタの幼虫を貰い昨年に羽化したそうです。興味深そうに私が聞いているのを察してか、お客さんは私に 「今年は子供が採れる予定なので成功したら差し上げましょうか？」 と話してきました。まぁ、私も上川村のオオクワガタは採集した事があるので 「そんな高価な物はいただけませんよ」 とありきたりな言葉で丁重にお断りしました。お客さん曰く、知り合いの方から "貰ったクワガタ" なので欲しい人に差し上げているとの事です。今後はお客さんのお子さんの友達にもオオクワガタの幼虫を差し上げる予定だそうです。
私は 「飼育にはお金が掛かりますよね？お子さんの友達は別として他の方には安く売ったらどうですか？」 と話しました。
帰ってきた言葉は、知り合いの方も貰ったオオクワガタだという事で欲しい人に無償で差し上げているので裏切ることが出来ないと話していました。

お客さんや差し上げた方について、私は 「義理がたい方ですね」 と話したら、お客さんは 「○○さんは昔からそうなんですよ」とポロっと名前を出してしまいました。
なんと！○○さんは私がクワガタを差し上げた人じゃん・・・びっくりです。
いまさら隠しても仕方が無いので、お客さんにそのことを話しました。
お客さんも　「世間は狭いですね〜」　とびっくりしていました。私がクワガタを差し上げた○○さんは今も大事に飼育しているそうなのでうれしかったです。(たしか、上川村産のほかに入広瀬と福島県伊南村・福島県舘岩村のオオクワガタを4年ほど前に差し上げたのですが、きっと他の種類も増えているのかな？)



その後は仕事そっちのけで、オオクワガタの飼育の話や新潟県のオオクワガタの採集について話をしました。
新潟県央に広がるクワガタの輪・・・もっともっと大きく広がって欲しいですね。