極太オオクワガタってどうなの?




巷で真偽の意見が飛び交う "極太オオクワガタ"
はっきり言えば、中歯形寄りの極太オオクワガタが国産か雑交かという話題ですが、真相はヽ(~〜~ )ノ ハテ?です。
えちごやは今まで国産オオクワガタを2千頭近く作出してきましたが、あの形が羽化した事はありません (国産WEは4頭、偶然に作出した事はあります)。えちごやでのキャリアでは悟れないレベルです。真実は作った人にしか分からない事でしょう。
そういえば数年前に82mmのオオクワガタが作出されたと雑誌等に話題になったのを覚えていますでしょうか?作出者であるショップの人は能勢産オオクワガタの幼虫を購入して羽化したと書いてありましたが、そのオオクワガタの顎の形が台湾オオクワに似ていて前胸がグランディスに似ている事から"台湾オオクワガタと混ざっている"とか"グランディスと混ざっている"なんて議論されました。あの血統の幼虫は売りに出されていたはずですが、今は何処に行っているのでしょう?すでに羽化して2世代位は累代されていると思うのですが・・・。話を戻しましょう。極太オオクワガタの特徴といえる中歯形寄りの形が遺伝するらしいのでとても不思議なのですが、国産純血かは考えずに形が好みなら良いのではないでしょうか?不思議なことに極太個体ほどディンプルが凄い個体が多いですよね?一種の奇形かなぁ?

80mmが夢の時代の出来事ですが、山梨産のオオクワガタで67mmの中歯形の個体を友人が作出しました。兄弟はその一頭を除いて普通のオオクワガタでした。友人は67mmの中歯形を親に使えば日本初の80mmのオオクワガタが大量に出来ると睨んでインライン・アウトラインでペアリング開始・・・
しかし作出されたオオクワガタの結果は最大74mmで、いつもと変わらない形のオオクワガタだけでした。
中歯形のオオクワガタを "先祖がえり" と例えた人も居るようです。中歯形寄りの極太オオクワガタなら先祖オオクワガタ・・・w






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