ニセ・カチンアンテです。








特徴が分かりにくいサイズ (59mm) ですが、ニセモノのカチンアンテです。
この個体の兄弟 (70mmOver) は、とある標本商へ流れたそうです。
いきさつは、私の友人がカチンアンテのF1を幼虫で所有しており、別の友人に 「そのカチンアンテが欲しいので私に紹介して欲しい」 とお願いされました。早速、所有している関西の友人に 「カチンアンテを譲っていただけないか?」 と電話をした所「ニセモノと判明したんで、お売りできませんわ。」 と断られてしまいました。
「えっ!?」 と私が聞くと、「おかしい形でしたんで、相手に突っ込んで聞いたら、インドとマレーをかけたらしゅうて処分しようと思ってるんですわ。」 とガックリされている声でした。
「ゲーッ」 と思い、欲しがっていた友人にその事を伝えたのですが、私も友人も納得がいかず、そのニセモノを世に伝えるために数日後に再度、所有している (していた?) 友人へ電話をしました。「ニセモノで構いません。♀は要りませんので♂のみ売っていただけませんか?」 との私の問いに、70mmOverは○○○ (購入先) へ送りましたんで 、小さいのしかおりません。お金は要りませんので、自由に使ってください。」 とのお返事をいただき、後日♂が私のもとへ送られてきたのです。
所有していた友人のためにもご覧ください。幼虫で販売されていたニセ・カチンアンテです。(クワガタには罪はないので悲しく見えてしまいます。)

P.S.
送られた標本商の店名についてのお問い合わせは、何卒ご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。





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