価格下落、バンザイ!?




過去にオオクワガタといえば高価な生き物だったため、投資目的の対象となり、たくさんの方々がブリードを始めました。
外産についてはそれ以上に高価なため、購入する方々が限られていたように思います。(つい最近の1997年頃ではグランディスの大型ペアが50万円前後)
現在と違って外産の飼育方法について情報が大変少なく、種によっては高価な成虫や幼虫を失い、やみくもに高価な同種を飼育し直すことを繰り返していた方も多かったようです。
一時から国産オオクワガタの価格が大幅に下がったことにより、多くのクワガタマニアは国産から外産へ乗り移り「国産は終わった」という声が聞こえるようになりました。価格が下がったことにより新しいクワガタファンが増え始め、産地物を求める方も増え始めました。(やっと私達にも春が! 以前から業者を含めマニアの方から私達の産地別での飼育は否定され続けていましたので。。。笑)

この頃から産地物を否定していた多くのクワガタショップが売り上げを上げるためにハイブリッドオオクワのみの販売から産地物オオクワのみの販売に方針を変えたようです。(直前まで売られていた何千・何万頭?のハイブリッドオオクワは今何処に。。。)

外産については業者の輸入と飼育者の急増から販売競争が始まり、価格下落に拍車をかけ、新しい外産ファンも増えました。価格が安くなったためでしょうか、私事ですが価格にごまかされずに冷静にクワガタを見ることができるようになったため、純粋に形による価値観を感じられるようになりました。
少しずつではありますが、小さい頃、虫を追いかけていた気持ちを思い出せるようにもなれた気がします。。。





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