今から20年以上前の小学3年生頃に親の友人の方から採集地を教えてもらい、同世代の友達よりも早く1人で採集していました。
採集地で会う年上の人たちの採集を見て学び、いつのまにかクラス内の友達に採集方法を教えるほどになっていました。1年間の採集サイクルでは3月〜5月は、カブト虫の幼虫採りや材割り、5月〜7月下旬には、コクワ・ノコ・ヒラタ・ミヤマ採集。夏休み中も、ノコ・ミヤマ・ヒラタを主に採集地を変え9月中まで採集していました。
当時の私の道具は3種のピンセット (切手用・特大・先の曲がった特大) を木の洞内のヒラタやコクワ採りに使い、蹴っても振動が伝わらないような大木には子供の頭より一回り大きい石を両手で持って木のコブめがけて数回叩き込みクワガタを落下させる方法でした。また、木のまわりに肥料などの袋を切って広げた物を10枚以上敷き、草むらなどに逃げないようにもしていました。
そのおかげでヒラタクワガタは多い日に30頭近くノコ・ミヤマ・カブトについては多い日で200頭近く採集し、友達とそのクワガタを近くの商店やペットセンターに売りに行き、多額のお金でゲームをしていました。
ゲームセンターの店員に不信に思われ、たびたび警察署で親共々説教を受けました。また、当時は家の玄関に
「クワガタ・カブト虫売ります」 の貼り紙をし、家族から販売禁止令を出されてしまいました。(笑)
その頃には学校内や採集地に集まる他校の小学生内において有名になり、自他ともに認める「クワガタ名人」として天狗になっていました。(よく採集地にて私達の自転車がパンクさせられていました。)
まだ当時は昆虫マットどころかポリ容器入りの昆虫用エサも販売されておらず、カブト虫は累代していたのですがクワガタについては不可能と思っていた時代でした。
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